精油使用上の注意(重要)

アロマテラピーでは、植物の分泌する芳香成分を濃縮した精油<エッセンシャル・オイル>が もつ様々な特性を活かして、時に香りでリラックスしたり、
ときに心身のトラブルの解消に役立てたりすることが出来ます。

しかし,
使い方を誤ると大きな事故につながる恐れがありますので、 必ず使用上の注意を怠らないようにしましょう!
そして、すべて自己責任のもとに精油等ご利用下さい。


精油は、自然の状態よりも、ずっとずっと高濃度に濃縮されています。
使うときには「薄めて使う」のが基本になりますので、覚えていておいてください。

主な注意事項

※希釈していない精油を肌にこぼしてしまった場合は、冷水でしばらく洗い流しましょう。

※絶対に目や粘膜部には使用しない。

※ローソクのポットなど、火気に注意。燃えやすいです。

※原液を直接肌に塗ってはいけない。
(ラベンダー・ティートリーは、唯一OKです。)

※精油を決して飲用・内服しない。

※子どもやペットの手の届かない場所に保管。

※精油は、製造時より成分の変化が始まっており、高温多湿、空気(酸素)、 紫外線で、変化が早まるので、保管時は注意。
光や熱によって変質しやすいので、使用後は必ずふたを固く閉め冷暗所で保管します。

※精油を使用後に、少しでも異常が出たら、すぐに使用を中止してください。

※精油は種類によっては、刺激の強い物もあり、肌のデリケートな人、 てんかんや高血圧などの持病がある人やアレルギー体質の方には向かない物もあります。

※妊娠中の方の使用や、乳幼児への使用については、さらに注意の 必要があります。お年寄りや既往症のある方についても同様です。

乳幼児(3歳まで)は、香りだけで楽しみましょう。(芳香浴など) 7歳までは、カモミール・ラベンダー・ティートリーだけに しましょう。 14 歳までは大人の半分です。


●光毒性について
アロマテラピーに用いる精油(エッセンシャルオイル)は、100%天然のものですが、 天然だからといって100%安全が保障されているとは限りません。

「光毒性」という言葉をお聞きになったことはありますでしょうか?
これは、柑橘系の精油が持つ特性で、皮膚に塗った状態で強い紫外線にあた ると、皮膚に炎症をおこしたり、シミになったりするというものです。

可能性のある精油は、主に
グレープフルーツ
ベルガモット
レモン

です。

数日間肌に残るケースもありますので、肌への使用は、十分な注意が必要となります。
香りを楽しむ芳香浴法などでは、光毒性は関係ございませんので、安心してご利用ください。


●アレルギーと精油の関係について
ペパーミントアレルギー、ジンジャーアレルギーetc..
様々なアレルギー反応を起こしてしまう人が少なからずいるみたいです。
使っていて、「何かおかしい...」と思ったらすぐに使用をストップしてください。

主なアレルギー反応の傾向

◇アレルギーの人
ペパーミント・ユーカリ

◇敏感なお肌・・・ピリッと感じやすい精油です。
オレンジ・クラリセージ・イランイラン・ゼラニウム
ティートリー・ライム・シダーウッド・フェンネル・ ブラックペッパー・バジル・ペパーミント
ベルガモット・レモン・レモングラス

◇高血圧
ユーカリ・ローズマリー

◇低血圧
ラベンダー

◇腎臓の障害
ジュニパー・ブラックペッパー

◇授乳中・・・断乳時には大丈夫( 乳を出難くするため )
ペパーミント・マージョラム

◇妊娠時NG(特に注意)・・・流産しやすくなるといった影響があるようです
アンジェリカ・カモミール・クラリセージ・サイプレス
シダーウッド・ジュニパー・ゼラニウム・バジル・フェンネル
ペパーミント・マージョラム・ラベンダー・ローズ

◇てんかん・・・刺激してしまう恐れがあります
ローズマリー・フェンネル・ユーカリ

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アロマテラピーは、健康や美容をセルフケアすることが目的であって、 医療目的で行うものではありません。 また、薬事法により、自己製造のものは販売することはできません。 あくまでも自己責任のもとに、アロマテラピーをお楽しみください。
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